トラウマケアリーフレット

トラウマケアリーフレット
災害や事故に遭遇した方にお配りください。
ダウンロードフリーです。

 今回の令和6年能登半島地震による被害に遭われ、大切な命や場所を失い、身体や心にもダメージを受けられ、本当に苦しい気持ちの中で呆然と日々を送っておられることと思います。
 日々の生活を何とか過ごし、今の命を守り、そして、できることから少しずつ片付けや整理を呆然とした気持ちでなさっていることと思います。また、羽田での航空機事故に遭われ、大切な人を亡くされたり、仲間を失われた方、命の危険に晒されながらも救助された方やそのご家族の皆さんも大変な心痛を抱えながらも誰にもその思いを吐き出せないこともあるでしょう。
 そんな中で大きな災害や事故のときには、多くの方が、心や身体の不調がありながら、日常の繁務に追われ、また、身近な人々の助けのために、そのことにも感じずに過ごされていることがままあります。
 まずは、安全で落ち着いた生活を取り戻すことが大切です。
 そして、少し余裕ができたら、身近にいる子どもを含めた方々の心のケアが必要となってきます。これまでの経験では、その担い手は専門家というよりも身近な人が行うことが多いと感じています。
 このリーフレットは、そんなときの助けとして作られています。どうか身近な方々にデータでもいいですし、印刷してお渡し下さい。あるいは、このU R Lをシェアしてあげてください。
 きっと心の支えになるはずです。
 皆さんは、決して一人ではありません。なんとか力になろうとしている人が私を含めて、多くいます。少しずつ少しずつ、その思いを話せる人に話しましょう。
 そして、強くなろうとせず、ありのままでいつづけることを自分に許しましょう。
 このリーフレットが皆さんの少しでも助けになることを祈っております。



PTSD予防のためのリーフレット

 
一般社団法人日本医療福祉教育コミュニケーション協会代表理事   
虹の子どもクリニック院長    

河野 政樹