この度の西日本を中心とした台風、豪雨によって被災された皆さん、
現地支援に向かう皆さんへ
今回の土砂崩れや水害・浸水などによる被害に遭われ、大切な命や場所を失い、身体や心にもダメージを受けられ、本当に苦しい気持ちの中で呆然と日々を送っておられることと思います。
日々の生活を何とか過ごし、今の命を守り、そして、できることから少しずつ片付けや整理を呆然とした気持ちでなさっていることと思います。
そんな中で大きな災害のときには、多くの方が、心や身体の不調がありながら、日常の繁務に追われ、また、身近な人々の助けのために、そのことにも感じずに過ごされていることがままあります。
まずは、安全で落ち着いた生活を取り戻すことが大切です。
そして、少し余裕ができたら、身近にいる子どもを含めた方々の心のケアが必要となってきます。これまでの経験では、その担い手は専門家というよりも身近な人が行うことが多いと感じています。
このリーフレットはそんなときの助けとして、表裏印刷4種類のものとしてA4版で作られています。どうか身近な方々にデータでもいいですし、印刷してお渡し下さい。
きっと心の支えになるはずです。
皆さんは、決して一人ではありません。なんとか力になろうとしている人が私を含めて、多くいます。少しずつ少しずつ、その思いを話せる人に話しましょう。
そして、強くなろうとせず、ありのままでいつづけることを自分に許しましょう。
このリーフレットが皆さんの少しでも助けになることを祈っております。
1.2018保護者用 PTSD-保護者用リーフレット2018改訂(PDF形式ファイル)
2.2018学校用 PTSD-学校用リーフレット2018改訂(PDF形式ファイル)
3.2018近所用 PTSD-近所用リーフレット2018改訂(PDF形式ファイル)
4・2018赤ちゃん養育者用 PTSD-赤ちゃん養育者用リーフレット2018改訂(PDF形式ファイル)
5・高齢者向けのこころのリーフレット 高齢者向けのこころのリーフレット(PDF形式ファイル)
※高齢者向けのこころのリーフレットAMWEC代表理事河野政樹の依頼により、金井貴夫氏のご厚意により、
西日本豪雨水害の被災者(高齢者向け)に作成されました。
広島県小児科医会・子どもの心委員長
一般社団法人日本医療福祉教育コミュニケーション協会代表理事
メディックスコミュニケーション代表
広島県立障害者療育支援センターわかば療育園園長
河野 政樹