コミュニケーション検定とは、コミュニケーションの実践力を評価検定する専門家集団が作り上げた信頼性の高い検定です。実践的な講習とセットになっており、講習を受けるだけでもコミュニケーション力が アップします。検定は、5級から1級まであり、順次検定を受けることにより、基礎からコミュニケーション力を身に付ける事ができます。
コミュニケーションの基礎理論はNLP(神経言語プログラミング)、家族療法、催眠療法、ゲシュタルト療法、アドラー心理学などの実践心理学を基盤とし、実践については専門家の臨床経験とこれまでの医療、福祉、教育の現場で効果が実証された内容を反映しております。AMWECのコミュニケーション検定はカリキュラムの各級講座を修了し、その習得度合いを検定基準に準じて認定するものです。
講座を修了し、検定基準を満たした受講者へはAMWECが認定証を発行します。
認定団体主催 認定コース一覧表
コミュニケーション検定の取得には、AMWECが認定する団体が主催している
認定コースを受講する必要があります。(詳細・スケジュールについては主催団体にお問い合わせください。)
検定名 | 級 | 主催団体 |
---|---|---|
コミュニケーション検定 | 1級 | 光の虹 |
コミュニケーション検定 | 2級 | 光の虹 |
コミュニケーション検定 | 3級 | 光の虹 |
コミュニケーション検定 | 4級 | 光の虹 |
コミュニケーション検定 | 5級 | 光の虹 |
※メディックスコミュニケーションは、AMWECの認定指導者が行っている
コミュニケーション検定を運営している団体です。
5級認定講座
相手とラポールが取れるコミュニケーションの基礎を理解している。
習得項目 | ①コミュニケーションの成り⽴ちについての理解・体験 ・⾔語・⾮⾔語コミュニケーション・カリブレーション(視覚・聴覚・体感覚) ②ラポールの成り⽴ちとその技法について理解・体験 ・思いこみの効果(スキルではなく、あり⽅が⼤切) ・バックトラッキング、ミラーリング、ペーシング ③感覚優位性について ・視覚、聴覚、体感覚優位性についての理解 ④ポジションの理解とポジション体験 ・⾃分⾃⾝、相⼿、第 3 者の3つのポジションを理解 ・ポジションの違いを体験 ⑤レポート(800 字〜1200 字) |
講習日数・時間 | 1日以上、6時間以上 |
4級認定講座
コミュニケーションの基礎となる知識を習得している
習得項目 | 【前半内容】 ①コミュニケーションの成り⽴ちについての理解・体験 ・⾔語、⾮⾔語コミュニケーション、カリブレーション(視覚・聴覚・体感覚) ②ラポールの成り⽴ちとその技法について理解・体験⇒テキスト対照ページ ・思いこみの効果(スキルではなく、あり⽅が⼤切) ・バックトラッキング・ミラーリング・ペーシング ③感覚優位性について ・視覚、聴覚、体感覚優位性についての理解 ④ポジションの理解とポジション体験 ・⾃分⾃⾝、相⼿、第 3 者の3つのポジションを理解 ・ポジションの違いを体験 【後半内容】 ⑤アンカリング効果についての学習と実践 ・視覚、聴覚、体感覚 ⑥⽬標設定の適切な仕⽅と援助について学習と実践 ⑦肯定的意図・リフレームについての学習と実践 ⑧研修レポート(1200 字〜2000 字)提出 (講座終了後1週間以内) |
講習日数・時間 | 2日以上、12時間以上 ※5級取得者は後半1日受講することで4級取得可能 |
3級認定講座
コミュニケーションの基礎となる知識技法を習得したもの
習得項目 | ①速やかなラポール形成の⼿法について (適切なアイコンタクト・VAK の⼀致など) ②速やかなアンカリングの形成について (視覚・聴覚・体感覚を使ったアンカリング) ③⽬の動きなどから得られる情報収集について ④問題の詳細な内容聞き取りの仕⽅について ・視覚聴覚体感覚,現在過去未来、1 ⼈称 2 ⼈称 3 ⼈称、 ニューロロジカルレベルなど ⑤サブモダリティを変化させることについて(⽅法や効果について) ⑥相⼿のポジションや第 3 者のポジションに⽴つことについて⽅法や 意義について ⑦ストーリーを語ることによって相⼿に及ぼす影響について ⑧感想と気づき |
講習日数・時間 | 4日以上、24時間以上 |
研修レポート(1200 字〜2000 字) 提出 |
講座終了後、1 年以内 |
筆記試験 | 講座終了後、試験日を設定 |
2級認定講座
コミュニケーションの基礎となる知識技法を習得し、自在に使用できる
習得項目 | ①ビリーフチェンジについて(ビリーフチェンジなど) ②葛藤の処理について(インテグレーションスキル) ③意欲の向上や先延ばしパターンの切り替えについて (RAS能⼒プログラムなど) ④アレルギーなど各種症状や癖の改善について ⑤トラウマや過去で作ったビリーフの変更など ・フォビアプロセスやリ・インプリントなど ⑥習慣を変化させることについて(⽅法や効果について) ⑦感覚の調整について ⑧がん・自己免疫疾患のケアなど |
講習日数・時間 | 4日以上、24時間以上 『8項目中4項目以上履修』 |
研修レポート(1200 字〜2000 字) 提出 |
講座終了後、1 年以内 |
『筆記試験』 『面接口頭試問試験』 |
講座受講後受験し、合格者は認定 |
1級認定講座
コミュニケーションの基礎となる知識技法を習得し、状況に応じて、自在に使用応用できる。
また、どのような事態においても揺るぎのない自己を維持できる。
習得項目 |
①自分自身の中心を維持し、揺るぎない自分を作る ②感覚優位性に合わせた対応:視覚(V)・聴覚(A)・体感覚(K)の内1つを選び その対応法について ③自分の講義、授業やプレゼンテーションについて自分の強み・長所 ④人を幸福にするにはどうすればよいか、その工夫 ⑤チームワークの創生について ⑥個人とチームの創造性の発揮について ⑦適切な距離の取り方 ⑧心理状態を規定する座席位置など ⑨サティアカテゴリーの活用 ⑩態度とステートの管理について ⑪クレーム対応へのチームワークについて ⑫会議やグループミーティングの有効な進め方について ⑬ユーモアの活用について ⑭有効なプレゼンテーションの仕方 ⑮相手の心を掴むスピーチの仕方 ⑯その他 感想と気づき |
講習日数・時間 | 4日以上、24時間以上 |
『筆記試験』 『面接口頭試問試験』 『実技試験』 |
講座終了後受験し、合格者は認定 |
コミュニケーション検定資格認定規定(2023年4月1日から施行 pdf形式ファイル)